コンチェルトゲートフォルテの世界に思いを馳せて、旅するように街に暮らす。妄想全開エッセイ風な何か
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ウィルノアへ渡るには幾つかのルートがある
地下坑道を抜ける道、タウンゲート、そして海を渡る道
相談の上、私達は海路を行くことにした
決して安くはないし、時間も掛かるけれど
安全であるし、何より旅情を楽しめる
リセリア城後方の軍港
ここから渡航船は出立する
晴れ渡る空の下、海風が心地よく気分上々
離れ行く大地に物想い、イルカの群れに歓喜!
半日に渡る航海を終え
海に沈みゆく太陽が一面を朱に染めた頃
漸くにして、ウィルノアの街を視界に捉えた。ついに上陸だ!
大陸の南方に位置するこの街は、日差しこそ強いけれど
思いのほか湿度は低く、日が沈めばカラリと涼しい
ウィルノアは本当に夕暮れが似合う街だ
夕涼みを兼ねて、私達は街を散策することにした
幾つもの小島からなるこの街は
水路の在り様が美しく、街そのものが芸術品と言える
街歩き、石畳に残る熱気がほんのりと心地よく
私の"熱"を押し上げてくれる
ただただ私は、街の熱気に当てられ
見慣れぬ風景に見惚れていた
ここがウィルノア。ここが情熱の大陸なんだ
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