コンチェルトゲートフォルテの世界に思いを馳せて、旅するように街に暮らす。妄想全開エッセイ風な何か
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これは或る冒険者の身に起きた出来事
旅先の村で、紙飛行機に興じる少年達と出会い
冒険者は遠くに飛ばすコツを教えて上げたんだって
数日を村で過ごすうち、冒険者と少年達は大の仲良しに
けれど、楽しい時間もやがては終わる
残念なことに別れの朝、少年達は現われなかったの
明日も一緒にいたい。別れを認めたくない
そんな少年達の心情を察した冒険者は静かに発つことにした
寂しい気持ちで去る冒険者
そこへふわりふわりと紙飛行機の群れ
遠方では少年達が手を振っている
よくよく見ると、紙飛行機は手紙になっていて…
紙飛行機に記された文面と
この冒険の結末は彼らだけの秘密
冒険者といえば、未踏の地に踏み入り
敵を打ち倒し、財宝を奪い去る
弱肉強食の粗暴な世界。そのようなイメージが付き纏うけれど
実際には、冒険のシナリオはもっと自由なのだと思う
彼らの語る冒険談。私が焦がれたエピソードは少なからずある
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