コンチェルトゲートフォルテの世界に思いを馳せて、旅するように街に暮らす。妄想全開エッセイ風な何か
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最近のお気に入りの一つに
ファンブルグ西地区郊外にひっそりと居を構える骨董品店がある
商売っ気があるのかないのか
気まぐれで店を休むことが度々あるかと思えば
骨董品に飽き足らず若主人(お爺さんから店を継いだらしい)の趣味で
古今東西の珍品や蔵書を広く取り揃え
ちょっとした喫茶も併設していたりする
ここで楽しむ緑茶はなんだか特別で
一煎目は驚くほど甘く香り高く、二煎目は渋みが心地よく
三煎目はさっぱりとした余韻が残る
この店を訪れるならば、是非とも夕刻時をお勧めしたい
柔らかな西日が差し込み
光の加減で刻々と変化する店内の美しさといったら!
私が初めてこの店を訪れた時
緋色に染まるこの光景を固唾を呑んで見守っていた
光の移ろいが本当に美しく、ずっとずっと眺めていたことを覚えている
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